能登半島地震:被災の関さん、地元・千種の小学校にヒマワリの苗贈る /愛知
◇阪神、中越からリレー「復興のシンボル」07年の能登半島地震で被災した関勲さん(63)=名古屋市千種区=が6日、地元の市立春岡小学校(川崎達海校長)にヒマワリの苗を贈った。この種は、04年の新潟県中越地震の被災者から贈られ、関さんが毎年育て、ほかの地震の被災者たちに届け続けている。関さんは「被災地の人々の思いが詰まったヒマワリ。大事に育てて」と子どもたちに託した。関さんは能登半島地震後に仮設住宅暮らしをしていた07年7月、中越地震の被災地・新潟県山古志村(現・長岡市)の被災者から「元気になれる」とヒマワリの種をもらい、全壊した自宅跡地で育て始めた。種は95年の阪神大震災の被災者から「復興のシンボル」として中越地震被災者に贈られたもので、関さんは花を咲かせた10本のヒマワリから採取した種を今度は、中越沖地震の被災者などに届けてきた。名古屋市内で働いていた長女から寮の管理人の仕事を勧められ、08年秋に妻と市内へ。被災から3年目になる3月25日、寮の屋上に303個の種を植えた。先月末から大学や幼稚園など市内の施設を訪れ、ヒマワリの苗を贈っている。関さんはこの日、所属する「災害ボランティアちくさネットワーク」の会員と同小を訪問。4~6年生15人にヒマワリの由来や被災経験を話した後、校庭脇に苗10本を植えた。苗の一部は、大地震の被害を近年受けていない市内で採れた種であることから「幸福のヒマワリ」と名づけている。関さんは子どもたちに「大切に育てて。学校を通る度に見にきます」と呼びかけた。6月中旬ごろには咲く予定で、男子児童(12)は「被災地をリレーしてきたと聞いて驚いた。大きく育てたい」と話していた。
[引用元:Yahoo[愛知(毎日新聞)]]

